ゴキゲンライフの最期 自宅で死ぬということ 最後に笑って死ぬために

独居老人の人生終い

 

母が亡くなって、葬式関係が終わり、年明けから、バタバタと母が住んでいた公団の部屋を片付けています。

2LDKに、生きた証がいっぱいで、これを整理するのは、かなり大変です。

ミニマリストゲームでも指摘しましたが、後期高齢者になると、実際モノが捨てられない。捨てるとボケが進行するということも、まざまざと見せつけられます。

ミニマリストゲームで抑えるべきポイント アーリーリタイアで行うべき「支出抑制の出口戦略」 – ゴキゲンLifeShift (gokigenlifeshift.com)

 

そして、突然親を失った人間には、日々、精神的につらいタスクです。そこで思い切って、リサイクル業者と契約することにしました。

今日は、その見積もりをもらいました。

家電の廃棄、エアコンの取り外しを含めて、40万円とのことです。

高いのか、低いのかよくわからないですが、ネットで調べる限りは妥当な金額だと思い、契約しました。

業者さん曰く、これは1日で終わる量ではないとのことで、2~3日の作業になるそうです。

そうでしょう、その物量に途方に暮れていたわけですから。

家族がやると、母のやり残した断捨離を思い切ることができないのですが、こういうのは情が入らない業者の人が、一切合切捨ててしまう方がいいのでしょう。

 

プロジェクト・ログ・美記憶として「家族の記憶DX」の可能性

 

今日は、捨てられる前に、記録やら写真やらを選んで、運んでと一人で悪戦苦闘しておりました。

いろいろ出てくる品々のなかで、母の過去について、知らなかったことを知る一日でした。

 

この作業しながら、今後、取り組もうと思っている「プロジェクト・ログ/美記憶」というテーマとして、「写真」、「アルバム」、「卒業アルバム」、「履歴書」、「手紙」などのデジタル化を思いつきました。

膨大にあるこれらの「美記憶」をもうすこし活用していけたら、素晴らしい社会貢献になると考えています。

ちなみに、母の記録のなかでは、息子である私の美記憶もたくさん残ってました。

久しぶりに小学校3年生の自分に再会しました。

 

除籍が大変、なんとかDXして!

 

また、役所に行ったら戸籍を「除籍」するのに、すごく大変でした。

女性の場合、結婚可能な16歳以降のすべての戸籍所在にあたるべきと言われました。

そのために徳島と津久井に行け!って、かなりご無体なことを言ってきます。

これもデータ的にはデジタルにはなっているものの、「DX」されていない状況ですね。

 

思い出は単にデジタル化しても、美しく記憶されない

 

「写真」、「アルバム」、「卒業アルバム」、「履歴書」、「手紙」などのデジタル化は、たぶん、どこかの業者がすでに乗り出してデジタイズをサービスはしてくれると思うのですが、それ単なる「デジタル化」なだけで、「DX」ではないと思います。

個人の記録をいかにトランスフォームするかは、それをプロジェクト・ログとして再活用する方法については考えてみるべきテーマだと思います。

 

こういうのが包括的に個人の歴史として見える化されて、

NHKの「ファミリーストーリー」のように世代をつないで、大きな系統樹のように体感できると、いいんですけど。

「家系図をDXする」みたいな企画です。だれか、一緒にやりませんか?

 


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