趣味の陶芸の幅を広げるために、今年は、うつわの現場をたくさん見ています。
今日は、ハンドメイドジャパンフェスに行ってきました。
ハンドメイドマーケットプレイスの#creema の主宰で年に2回行われている手作りクリエイターの祭典です。
3万人も集めるそうで、その客層の把握、どんな会話がされているのかを取材に行ってきました。
入場口、なんかスゴい並んでます。正直言うと、運営が雑で、 場内整備がうまくできてない。
コロナ禍なのに、案内や告知が行き届いてなくて並ばせ方の案内が不明瞭でした。
・前売りチケット あり/なし
・事前登録サイト あり/なし
の区分けで、列並びを変えるのですが、客列が想定以上だったらしく、バイトが混乱してました。
うつわだけでなく、アクセサリーやバック、革小物なども多彩に出展されているので、客層は女性が80%で、男性がちらほら、いてもカップルでした。2-3人の女性グループが主体です。
年代は幅広いで20-30代中心で、その範囲は 10-50代までいますね。
ファッションは、おしゃれ系が半分くらい。とはいえ、地味目でキラキラした印象はないです。
独身が半分、主婦が半分くらいに感じました。
全3000店のクリエイターが店を構えているので、全体でAーSの13区分されています。
陶器はクラフト系で112店舗のDエリアの出店でした。
お客さんは、どちらかというとアクセサリーに関心があるようでした。こ
のあたりが、うつわ専門フェスに比べると、熱量が落ちる感覚です。
うつわ作家さんも、販売数量は実際高くないし、単価も下に引っ張られており、2000-3000円が中心価格帯にせざる得ないとぼやいてました。
今日、気に入って購入したのは、#工房彩陶、#斎藤敦、さんのくじらやいかのかわいい絵皿。
不織布で呉須を量産する方法が興味深いものでした。
こういう工法説明ボードは、真似されちゃう危険がある反面、愛と自信を感じさせて、作家さんのファンになります。
ついで、お友達になった滋賀の「#むかで窯」さん。
お話して意気投合、信楽や滋賀の情報をいろいろいただきました。
ガラス粉の細工がかわいい作品を購入。ユーザーが欲しくなるうつわを、しっかりつくり、しっかり売るという、プロ意識の高さを感じました。
最後に、#tayutauheya #加藤久美子 さんの作品を購入しました。京都からのご参戦とのことで、この出展は宿泊含めて費用もかかりそうですね。
この印花押しみたいな方法は、はじめての技法で、興味深くお話しさせていただきました。
#Creema の登録方法を教えてくれるコーナーがあって、社員さんに親切に教えてもらえました。
こういうコーナーはありがたいし、社の方針を感じます。
ここに人だかりがないのは、すでにCreemaの参加人数が24万人と巨大で、1400万点という途方もない作品の登録実績があるから、もう必要ないのでしょうね。
Creemaは、創業10年で、2年前に上場したそうです。 社員数110人というお話で、まさに夢の起業成功物語ですね。
その場で、Creema に初出品しました!
【波皿シリーズ 「中皿」】ハンドメイド・クリエイター作品のマーケットプレイス Creema creema.jp/item/14341005/
出展スペース以外にも、ワークショップが充実していたのが印象的でした。
夏休みだし、とても盛況でした。
苔テラリウムなら、僕も講師できそうだった。
シニア起業の研究も兼ねているのですが、現場に足を運んで、現地を観察するのはなにものにも代えがたい勉強です。