【経済的自立】「被雇用者は経済的に自立していない」という定義からF.I.R.E.を考える

「被雇用者は経済的に自立していない」という定義

「F.I.R.E.」という言葉をご存じですか?

Financial Independence, Retire Early movementの略です。

今年、日本ではブームになり、先進国ではすでに20~30代の若者の間でムーブメントとなっていると言います。

ただ正直なところ、ブームのなかで、「なんでもいいから手っ取り早く億単位の金を稼いで、その後の人生は遊びまくる」と、乱暴に受け取っている人も多いようです。

FIREという言葉については、その前半部と後半部に区分して、正しく理解する必要があると思います。
前半部の「Financial Independence」は、経済的な自立を意味します。
後半部の「Retire Early movement」で、早期のリタイアを意味します。

 

つまり「今後の生涯に渡り、労働収入に頼らなくても生活できるだけの貯蓄があれば、それは経済的な自立を確立できたことになり、企業などに帰属して雇用主に強制される労働をしなくても良い」というのが、真の意味でしょう。

「被雇用者は経済的に自立していない」という定義

 

そこには経済学でいう「被雇用者は経済的に自立していない」という前提が隠れています。

その前提は、一般人の「労働して給料を得ていれば、自立している」感覚とは、大きく違うと思います。

 

他人に人生を左右させない「経済的自立」という主義

 

今回の私が決断した、定年前58歳のアーリーリタイアでは「他人に人生を左右されないという」主義を守ることが重要でした。

実はその前、52歳でグローバルIT企業に転職したときに、このモットーは生まれました。

当時、その50歳を過ぎた転職には反対も多く、かなりの冒険を伴いました。

実際のところ、大学卒業以来30年間所属してきた一部上場の日本企業の業績が悪化し、自分で立ち上げた電子黒板事業・教育部門がM&Aされ、自分も売却先へ移籍することになりました。

この成り行きのなかで、他人の思惑に人生を振り回される事態が続きました。
そのとき「自分で自分の人生をコントロールする」ことが、いかに重要かを痛感しました。

だから「経済的自立を確立する」、これは今回のゴキゲンLIFESHIFTにおいて、最重要な課題でした。

ゆえにF.I.R.E.ムーブメントの前半部分である「Financial Independence(経済的な自立)」は、とても気になるコンセプトで、時間をかけて調べてきました。

今後、引き続き「経済的自立を確立する」ための具体的な方法をこちらでレポートしていきたいと思います。

 

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