「革」に込めた想い
2021年の一文字は「革」になりました。「あらためる、あらたまる」という意味があります。
マイクロソフトを退職、アーリーリタイアをして、母の介護と自身の膝のリハビリに集中しようとした矢先に、母が急逝。
まさに、人生をすべて「あらためる」という年になりました。
自分の役割と今年の一文字
自分の人生のなかには、多数の役割があり、それぞれに「革」の文字を当てはめて、今年を振り返り、来年の構想を練っています。
革新、革命、革正、革故、悛革、行革
気分一新して、これからもゴキゲンLIFESHIFTを目指して、何度でも人生をアップデートする志で、持続可能なヤリガイ社会貢献を実行していきます。
<革新> ゴキゲン探究者
活動8年 開拓期「破」4年目
「真摯に未来を企み、真摯に人生を創るゴキゲン探究者」。
この役割では生活や趣味・教養を通して「美しい生活、楽しい日常」を日々実践しています。それによって、「人生は道を究め、日々は技を極める」ことができると信じています。
業務も多く、家族のケアも必要だった2021年を反省すると、新しいことへのチャレンジとその発信が不足していたと思い至りました。
そこで、この「ゴキゲンLIFESHIFT」というブログを開始して、真摯に営む日々の徒然を発信することにしました。
<革命> ビジネスアーキテクト
活動21年 収穫期「展」1年目
「前代未聞に挑戦するプロ」を目指すビジネスアーキテクトの役割。文字通り、「GIGAスクール構想で生徒1人1台端末」という前代未聞の事業をやり遂げました。
今後は、自分で勝ち取った経済的自立をベースにして、LIFESHIFTの時代に「他人に人生を左右されない生き方」を実践・提案していければと思います。
<革正> ヤリガイ社会貢献 活動7年目 開拓期「破」3年目
自分のスキル、キャリアを持って「生涯持続可能な社会貢献」をする役割。
GIGAで大きな目標達成した後、いったんゼロ・リセットして社会貢献すべき対象を模索することにしました。
特にテーマの前半部「生涯持続可能な」の部分が重要で、58歳から75歳のライフステージを鑑み、企業に所属しない場合、どんな対象に、どういうアプローチをするか、「社会貢献」を根本からリデザインすることにしました。
<悛革> ライフアセットマネージャー
活動21年 収穫期「展」1年目
「他人に人生を左右させない、自分の人生をコントロールする」ために、有形資産の所得と無形資産の習得をメインにする役割。
母が要介護になり、大きな手術もしたので「家族のケアで後悔しない」をこの2年近くメインテーマにしてきました。そのために早期退職も実行しましたが、母の寿命が一手早かった気がしています。それでも反省はあるものの、後悔はありません。最後までの時間をたくさん共有できた美記憶は永遠です。
この反省を次に生かす「悛革」が大事で、これからも「家族のケアで後悔しない」ように過ごしていきます。
<行革> リゾートライフ
活動3年 開拓期「守」3年目
「黄金の15年の充実感を最大化する」エンジョイライフの実践。母の死で再確認させられた75歳までの「健康寿命」。今から75歳までの16年が人生の中で最重要です。
幸い子供がいないので、積み上げた「資産はゼロまで使い切る」という大方針を立てました。そこでアーリーリタイアで定収入がなくなると、支出を過剰に抑制すると想定し「リゾート貯金口座」を別会計にしました。
1年間に楽しむべき海外旅行、国内の季節旅、毎月の夫婦デート代を15年分計算し、定額支出の自動化をしました。
逆に日々の支出を抑制すること事態を楽しむために「ミニマリストゲーム」という試みも始めます。これらすべてを「行革」として実行していきます。
<革故> エクスプローラー
活動18年 収穫期「支」2年目
「何度でもアップデートする人生」をテーマに、真摯な社会貢献、ソウルメイトとの協働、そしてその共に創る喜びを後世に伝える役割。
革故とは「新しい酒は新しい革袋に盛れ」という箴言で、古い制度や成功体験を「捨てる」という教えだと理解しました。これこそ、2022年の自分に必要な学びで、新しいチャレンジをするために「潔く捨てる」ことこそ大事なのだと思います。
いまはシニア起業を軸に考えていますが、「人生の選択肢を最大化する」ために、エクスプローラーとしての「るつぼ体験」を増やそうと考えています。
最期に今年一番、心に沁みた言葉を添えます。
新しい自分が見たいのだ 仕事する
どんな自分を見つけるか今年
どんな自分を貰うか今年
河井寛次郎
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過去の今年の一文字
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まさしく、例年とは違う年でした。いま、無観客で行われている紅白歌合戦を観ながら再認識しています。
今日、日本のコロナの新規感染者は4500人を超えました。残念ながら、まったく収まる予感がしません。
GIGAとオリンピックの年になるはずの2020年が、GIGAとコロナとオンライン授業の2020になりました。
この異常な事態にも、われわれ世代は、子供たちの世代になにかを貢献しなければならない、そんな決意で行動をしてきました。
人生の各役割のなかでの「異」の意味は以下になります。
前代未聞の難事業「GIGAスクール構想」に関しては、自分ができることを全力を尽くした一年でした。MSのGIGA推進室長としては、リモートワークでの活動限界が大きく立ちはだかりましたが、「学びは誰にも止められない」というテーマのもとにStay Home, Save Schoolの具体的な施策を様々に展開しました。
またICON21のGIGAスクール推進部会の学校支援部会長として、産業界の皆様方と協業させていただきました。
さぁ、調達・導入の2020年から、活用促進の2021へ!
GIGAを地域の方々と一緒に仕掛けていく中で、その道具立てを、何のために使うのかという、目的が問われることが多くなりました。その時に各地でいわれたのは「これからのSociety5.0時代、各地域でデジタル・トランスフォーメーションを支える人材がいない」という指摘でした。
このままでは、「故郷が取り残される」。そうした皆さんの悩みが「地域DX人材育成支援」という活動の契機になりました。
故郷に残ってくれる子供たち、若者たちに、力強く故郷をバージョンアップさせるスキルを与え、そこからグローバルな展開ができるように支援する。すべきことが見えてきました。
3.社会起業家(コプロデュース・エヴァンジェリスト)として「異彩」
持続可能な社会貢献を時間をかけてしていこうと考えています。
「協働」という概念が、場所に束縛されないことが明確になった2020年。
自分の享楽よりも、他者に迷惑をかけないこと、他者に貢献することの価値が重要だと再認識された2020年。
この経験をもって、われわれはバージョンアップしていくことができるはずです。
社会課題の解決を図る人間として、もうすこし長いスパンで行動軸を変化させていければと考えています。
異化とは、「日常」を未知としてみる探究法です。コロナ以降、この非日常の世界が「新たな日常」になるでしょう。
人類の行動が地球規模に影響を与える「人新世」についても言及されるなかで、新たな道徳、新たな人生が求められます。
その先導者でありたいと願います。
「持続可能な生活」を目標にした2020年。長年の懸案を解消し、この後の人生の目処が立ちました。
家族のケアの問題も急浮上し、2021年はライフステージも大きく変わりそうです。
いままで「美記憶」としていたコンセプトの意味が、倍音になって響いてきた年でした。
このコンセプトは2002年に師匠と一緒に共同して作ったものです。もとはビジネス開発の目的のコードネームです。
20年を経て、またそこに戻る予感がしています。人生は面白いです。
Facebookでは仕事を中心にレポートしていますが、来年も皆さんと一緒に協働できることを願います。よいお年をお迎えください。
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2019年を振り返る一文字として「継」を選びました。
今年は、転職の時の目標の4年目で、自分なりに前代未聞の挑戦をして、電子黒板に続く、1人1台学習者端末に対する、二度目の政府補正予算につなげることができたと思っています。
これを自分の人生にいかに「継ぐ」かが、今後のテーマになるのですが、これからは「持続可能な自分らしさで社会貢献する」ことを目指そうと思います。
それが自分なりの人生100歳時代の先行研究です。そこには求道学、人類への社会貢献、併業、地域人材育成など魅力的な研究テーマが待ち受けてます。
人生の各役割のなかで「継」の意味は以下になります。
来年は更に物事が立て続けに起こるでしょう。その中で自分の正しいと思う道をしっかり判断しようと思います。その覚悟はできてます。
2.コプロデュース・エヴァンジェリストとして「継走」
前代未聞の企ては、今後色々な人々にリレーされていくでしょう、日本の革新のために。
自分は、もうひとつ先のNEXTに向けて新たな体制を組み上げていくつもりです。
「日本の地域に貢献する次世代」にFuture-ready skillsを手渡す活動を具体化していきたいと思います。ITを使いこなし、グローバルに活躍する子供たち世代が日本の地域を救います。
求道学として「新しい道徳の提言」を始めた2019年。今後はそのための「組」を実現化していこうと思っています。
いまはまだその研究の継続段階ですが。
「持続可能な生活」を目指して、収支管理のレベルを上げようと思います。
「他人に自分の人生を左右させない」ために、今まで以上に自分のライフアセットマネージメントをしっかり行います。
これからは「人生の充実感を最大化」するために、「健全な配分」を取り戻そうと思います。
今年、家族と過ごした素敵な美記憶とともに。
ソウルメイトの皆様、来年もよろしくお願いいたします。
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もともと「組」は糸を組んだ平たい紐の意味で、協働する人のまとまりを指します。
21世紀の中葉を目指す時代に、テクノロジー、グローバリズム、環境破壊、資本主義が、地球を大きく変え、過去の常識が通じない世界をもたらそうとしています。
この時代に対応する、新しい「組」を考えていかなければならない、そんな切迫感にただ焦り、どん欲に業務を増やし続けたのですが、そこで壊れました。
「足し算ばかりしていると、重くて辛くなるだけ、意識して引き算を心がけて。車のハンドルと同じで、人生のかじ取りに、遊びや余裕をもってください」という言葉をもらいました。そして改めて人生を見直しました。
皆さんのおかげで、こうして人生を充実して送れていることに感謝しています。みなさんと「組んで」、「組み合わせ」を企み、「組み上げて」いく過程が、我が人生の最高の贈り物です。
これからは、すこし、人生のハンドリングに「遊び」を入れつつ、日々は技を極め、人生は道を究めていこうと思います。ちなみに本格的に「作陶」を始めました、
各人生の役割としての「組」の意味は以下になります。
テーマとして「新しい道徳の提言」を目指します。
2019年から「組」をテーマにした最小ユニット企業の研究をしていきます。
二度と燃え尽きないように、すべてをゼロベースで見直します。ライフオプションの最大化がテーマになります。
3.コプロデュース・エバンジェリストとして「座組」
全国ICT教育首長協議会の運営を主軸に、日本の地域人材育成を考えていきたいと思います。
4.グローバルハイスキルエグゼクティブとして「組成」
世界潮流のFuture-ready skillsをいかに恒久的な「社会遺産」として根付かせることができるかについて、検討します。多分、抜本的な組閣が必要になりそうです。
「併業」、「恒久的な収益構造」等を研究しつつ、所有と習得の業績をマネージメントします。
6.美記憶家(エンジョイライフ)としての「枠組」
2018年でエンジョイライフの求道が24年で終了し、今後は、美記憶家という活動が増えることになります。
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ビジネスでは「動地(大地を揺るがす)」
クリエイターとしては「発動(まさにはじまる)」
個人としては「動者(活動する人・知者)」の一年でした。
「美しく離脱し、正しく飛躍する」を目標にした1年ですが、
確かに一歩は踏み出したのですが過程のまま年越しです。
来年またがんばります。
皆様、2016年もよろしくお願い致します。
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2014年を1文字で表すと 「段」 となりました。
いろいろな局面で大きな段階を越えたと実感しています。
・ライフプロデューサーとして 「始段」
いままで4年間「クリエイティブライフ」として活動していた役割が、
目標を明確にして「ライフプロデューサー」というものを
追い求めることになりました。
残り20年、この道で社会貢献を続けられるように精進します。
・コプロデュース・エバンジェリストとして 「昇段」
書籍「タブレット端末で実現する協働的な学び」を発行し、
講演やイベント等の活動を通して、多くのソウルメイトと
協働的な活動が出来ました。
「アクティブラーニング」が時代のキーワードになる中で、
役割を進化させ「コプロデュース・エバンジェリスト」と名付けました。
「協創支援」という独自の視点から伝道活動を続けます。
・ビジネスアーキテクトとして 「落段」
会社体質がM&Aで大きく変わった2014年。
因果応報というべき処遇、離散する旧メンバー、
新たなミッション、新たな仲間、新しい体制で苦しんでます。
「より高く飛ぶためには、より低く屈まなければならない」
という言葉が胸に響きます。
・ライフアセット・マネージャーとして 「段階」
他人に左右されない人生を送るために時間を味方にする。
この役割はアベノミクスの影響で新しいステージに入りました。
来年は今後の人生のための「土台」を固めたいと思います。
・エンジョイライフとして 「段々」
節目にしっかり美記憶が残せたと思います。
10歳/50歳/80歳記念の伊東旅行。
結婚20周年のお祝い、ハワイの家族旅行など、
人生の大事なシーンが楽しい思い出になりました。
「夢をあきらめない! 夢を追い続ける体制/習慣を創る」
そんな、2015年にしたいと思います。
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1.エンジョイライフとしての「節目」
50歳の誕生日を夫婦でハワイで迎えられました。
ちゃんとした人生のけじめがつきました。
すべてを用意してくれた相方に感謝、感謝です。
2.ビジネスアーキテクトとしての「分節」
電子黒板のビジネスはおかげさまで上り調子。
安倍政権の方針で「1学級1台」が明確になれば
さらに勢いをますでしょう。ここが分節になりそうです。
3.コ・プロデューサーとしての「節待」
「xSync」を中心とする普通授業支援システムの事業を
本格的に始めました。仕掛けは十分にしています。
満を持して来年が勝負の年になります。
4.クリエイティブライフとしての「節操」
人生の50冊を選んだ1年でしたが、
クリエイティブライフとしての自分なりの主義が見えてきました。
来年は主義を守り通す節操を大事に新たな挑戦です。
5.ライフデザイナーとしての「調節」
他人に左右されずに自立した人生を送るために
今年は、資産の利益確定と損切りを同時に行ない
程よい状態に整えました。
6.刃を研ぐとしての「節度」
実は心身共に厳しい一年でした。
頸椎ヘルニアに始まる身体の不調、
アンガーコントロール、睡眠障害など
加齢の影響をうまく飼いならすべき年代なのでしょう。
来年は「節度を持って、度を越さずに治める」方法を学びます。
来年はどんな年になるのでしょう。
みなさんとなにをご一緒できるでしょうか、楽しみです。
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