【体験談】定年後の起業 アーリーリタイア後 フリーランスとして人生初の売上

フリーランスを始める

予定より早くコンサル活動開始

 

12月に退職し、半年は自由に過ごそうと考えていたのですが、2か月目の母を失った喪失感を埋めるためにも、すこし動いた方がいいと思っていた矢先に、ソウルメイトの方からお声がけをいただき、2-3月に、コンサルティングとしての活動をしていました。

昨日、最終納品を認めていただき、人生初の個人事業主としての売上を立てました。

 

初めてのフリーランス活動で学んだこと

 

組織に属さずに、収入を得るのは、学生時代のアルバイト以来です。当時はフリーで仕事している感覚もなく、バイト先が所属企業のイメージでしたから、どちらかというと、就業者見習いの感覚でした。

 

なので、フリーランスを意識して収入を得たのは、これが初めてです。この体験は感動的でした。この経験から学んだことも大きかったです。

大企業慣れしていた自分でも、こういうフリーな立場で、「個人名」で売り上げを立てることができたこと。仕事内容も、守秘義務があるので、詳しく語れないですが、前代未聞のヤリガイのあるお仕事だったこと。人間関係もストレスなく、少しでも発注先の力になるように「支援に重点を置く」活動も楽しかったこと。見積、契約、業務、進捗報告、納品、納品確認、請求という個人事業主としての基本を学べたこと。

 

それらすべてが、アーリーリタイア後の活動のベースになります。

 

フリーランスとは

 

経済産業省が2021年に公表したガイドライン内では「実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、 自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者を指す」というのが、日本におけるフリーランスの定義のようです。

「中世ヨーロッパで、契約により有力者に仕えた騎士を当時の武器である槍=lanceからとって、フリーランスとした」という語源説がありまして、まさに「自分の槍で喰っていく自由人」のイメージで、自分としてはしっくりきます。

このブログでも何度か今後の働き方が、フリーランス化していくと考えており、その先陣を歩めればと思います。

この傾向は欧米で顕著に進んでいます。

「アメリカのフリーランスの実態を調査したそのレポートは全米国内の就業人口4200万人のうち、1300万人・就業人口の4人に1人が、何らかの形態でフリーランサーとして就労している」フリーランス – Wikipedia

ただ、やはり仕事が安定的に存在するかどうか、長期的に収入が安定するかどうか、などに不安があるのは事実です。正直、アーリーリタイアして、ある程度の人生の収支計画が完成しているので、この冒険に踏み込めたというのがあり、若い現役世代に、「フリーランスはいいよ」なんて気軽にオススメする気はありません。

ただ、「ゴキゲン Life Shifter の信条 – ゴキゲンLifeShift (gokigenlifeshift.com)」で以下の宣言を書いたように、ゴキゲン×ヤリガイで生きていくためには、乗り越えなくてはならないハードルだと考えています。

 

自分の裁量で仕事する

ゴキゲン Life Shifterは、会社などに帰属していないプロフェッショナルを目指すということになります。

WebとSNSが急激に普及した社会では、個人の評判経済が確立したために、能力と評判のある人ほど、フリーエージェント化しています。いまは会社に帰属しなくても、プロジェクト単位での仕事を受発注できるようになってきているのです。個人の会社をつくる、つくらないも自由です。業務委託契約は個人でも可能だからです。それによって、自分で仕事を選ぶ権利が持てます。自分の裁量で仕事を選ぶのです。自分のソウルメイトとプロジェクトごとに自由に離散集合しながら仕事をプロデュースしていくのが、これからの働き方です」

3か月位で面白そうなプロジェクトに参画する喜び

 

今回の経験で一番素敵だったのは、「短い期間で良質なプロジェクトに参加して、良質な成果を出す」という純粋な仕事の喜びに没頭できたことです。

前職のマイクロソフトも社内で自由にコラボレーションをすることを求められる気風なのですが、やはりそこはグローバルIT企業ですから、勝手気ままに動くことはできません。組織、上司、同僚の理解ももとに、プロジェクトに参画するという厳しい条件があります。

 

フリーランスの良さは、わずらわしくなく、「自分で参画するプロジェクトを選ぶ権利」があるということです。

ちなみに、次のプロジェクトは、Facebookで見つけた自分が面白そうと感じたスタートアップに、自分を売り込みに行って、参画させてもらったものです。こんな形で、自分が成長できそうで、のびのびと活動できそうなプロジェクトを、次々に探していくことが必要なのだと思います。

 


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