リタイア後の新しい挑戦として、村上春樹『1Q84』の読解とフォトトリップを自費出版する方法をご紹介。
夢を実現するためのステップバイステップガイド
私は、自分の人生のなかで、震災や疫病という大きな事件を経験することはないと思っていました。
しかし、人生を半世紀以上生きれば、予想していないことも、いつか必ず起こります。
実際には、東日本大震災だけでなく、熊本地震、能登地震を経験しましたし、コロナウイルスという疫病の蔓延も経験しました。
もう四半世紀長生きすれば、戦争を体験することになると思います。
さて、皆さんには、あのコロナによる長期のリモートワーク生活の中で、どのような変化がありましたか?
私の場合、コロナの収束期とアーリーリタイアの時期が重なったために自由に使える時間が一気に増えました。
その結果、自分を見つめなおす時間を持つことができました。そこで、今までの人生でやりたかったけどやりそこなっていたことにこの可処分時間を投入する決意をしました。
その中でも、ターニングポイントになったのは、2021年2月から2022年7月にかけて、人生で初めての「出版」に挑戦したことです。
チャレンジしたのは、私が大好きな村上春樹氏の名作「1Q84」をテーマにした評論とフォトエッセイをまとめた書籍です。
評論のほうは10年前に書き上げていたのですが、ブログで概略を発表しただけで放ってありました。
コロナになった頃気になり、読み返してみたら、この「世界的な危機からの救済」という現代的な意味をその中に見出しました。
そこで改めて小説の聖地を巡る旅をフォトエッセイとして取材して、以前に書いた評論と合わせて本にしようと考えました。
このブログは、そうして村上春樹の「1Q84」に関する本を出版するというアイデアにはじまり、最終的には自費出版の本を販売するためにオンラインショップを開設するまでの過程を、時系列にまとめたものです。
皆さんには定年後の「ゴキゲン×ヤリガイ活動」の一つの事例としてご紹介します。せっかくの人生ですから、クリエイティブな趣味を満喫するのもいいんじゃないでしょうか。
1Q84ー紙の本プロジェクト始動 2021年2月23日
長年構想していた紙の本作りプロジェクトが、コロナ禍のなかで進行してます。
会社に行く必要がなくなったために通勤がなくなり、それだけでも可処分時間が3時間近く増えました。
たぶん、これだけ長い時間、家にいる機会がなければ、実現出来なかったと思います。
コロナや外出禁止には、ツライ面も、良い面もあるということです。
そこで、「はじめての書籍づくり」という今回の挑戦の記録をちゃんと残しておこう考えて、ここに少しずつレポートすることにしました。
本のテーマは村上春樹さんの「1Q84本」です。10年ほど昔に書いた「1Q84読解ー村上春樹変奏曲」という評論と、去年、この紙の本プロジェクトのために取材した「1Q84フォトトリップ」を合わせたものになります。執筆と写真は自分でやりました。デザインを得意技にしている相方に装丁をお願いして、夫婦共作という趣向で出版しようと思います。
活動初日のこの日、まとめた原稿をデザイン担当の相方に入稿し、本格的にプロジェクトがキックオフしました。
メインとなる「1Q84読解-村上春樹変奏曲」は、「1Q84」の出版後のもので、村上春樹の過去作品を媒介にして、1Q84の構造を解体し、自分の仮説に基づいて再構成する内容でした。
今回、紙の本にするにあたり、横書き文章を縦書きにし、それに応じて原稿修正をしました。この縦横の原稿変更がなかなか大変で、英数字の漢字置き換えやら、段落での一字落としやら、SNSの文法と、国語的な文法の相違などで苦労しました。この作業で、日本語をしっかり勉強しなおした気分になりました。
原稿整理 2021年3月
第2回の日記は「原稿整理」のお話です。ひたすらパソコン上の話なんで地味です。
「原稿整理」はとてもとても地味な仕事ですが、すごく大事な仕事です。
今回の出版作業は、一つ一つの工程を楽しんで、とことんこだわろうと考えていたので、この原稿整理に1か月もかかりました。
◇WORDでの作業
原稿整理に使ったのはWORDでした。自分の会社の実務ではPowerPointがメインツールで、MSツールの中でもWORDは大の苦手です。
でもこれだけの大量の文章量なので、今回はWORDを基礎から勉強し直して使いました。
結果、原稿整理にはWORDは、最高のツールでした。特に校正機能が便利で、使いまくりました。
◇横書き文章と縦書き文章
メインの評論パートは縦書きです。WORDの縦書き設定、細かいところで結構苦労しました。
サブのフォトエッセイは横書きにしました。
はい、そうなんです。実は今回の本は、右から縦書きの「1Q84読解」が始まり、左から横書きの「1Q84フォトトリップ」が始まる変則形態なのです。
そのため、原稿も縦読みと横読みの同時進行になります。このシーンで使ってるのは「文章のゆれ」確認機能です。この機能にも大変お世話になりました。
写真で見比べていただくとお分かりの通り、縦書きと横書きではかなり印象違います。今
回の本は、こういうこだわりをとても大事に作りたいと思います。
実際に職人肌の仕事をしている人にはわかると思いますが、クリエイティブのゴキゲン気分は、こういう地味なこだわりに宿るのです。
DTP デスクトップパブリッシング「inDesign」 2021年4月18日
この日から本格的なDTPに入りました。
段取りは、自分のWindowsマシンで整理した原稿を、相方のMacに送ります。ここからはAppleでのDTP作業となります。
久しぶりのMacです。そして、初めて「inDesign」を触らしてもらいました。
本職のデザイナーである相方の作業が大体できたところで、作家独自の行送りのリズム感や、固有名詞のこだわりなどの微修正を加え、写真の位置を細かく調整しました。
こういう作業はあっという間に時間が過ぎます。デザイナーさんたちが深夜まで作業するのは理解できます。これは油絵と同じで終わりがない永遠の作業だからです。
だからこそ「締め切り」という経済的な束縛が重要になります。
ただ、この紙の本プロジェクトは個人の趣味なので、ほっておくとこだわりがとまりません。そこで締め切りという「見切り・見極め」がとても大事なります。
◇フォント選び
さて、デザイナーから与えられたDTP作業の最大のタスクは「フォント選び」でした。
今回の場合、「フォント選び」のベースには新潮社版「1Q84」の明朝があります。
でも、そこに自分なりのオリジナリティを加えたいと思いました。
さて、どうすべきか?悩みに悩んで・・・悩みました。
相方に頼んで、フォント見本を作って、文章を流し込んでもらいました。フォントが豊富なのが、MAC-DTPの特色です。
ここが出来栄えを左右する難所だと思います。そこで自分の「独自」を重視して、今回の特色である「1Q84読解ー村上春樹変奏曲」と「1Q84フォトトリップ」の2つのコンテンツで違うフォントにすることにしました。
縦書きの「1Q84読解」は、新潮社版に近いイメージで、「常改リュウミンR」として、格式を出してみた。
ちなみに「常改」の意味は文科省学習指導要領の常用漢字に則っており、最新の改定に沿っているため「常改」なのだそうだ。
横書きの「1Q84フォトトリップ」は、写真との相性を考えて、より軽やかなゴシックとして、「游ゴシックM」としました。
游シリーズは「小ぶりな感じがかわいい」と当方のデザイナーのオススメです。
装丁 2021年4月25日
前回から本格的なDTP作業が始まると、校正用の紙のプリントアウトも本格化し、大量の印刷をしました。
「デジタル編集なのに大量の印刷?!」って、思われますか?
意外だと思いますが、最終的な出力は紙の本なのですから、リアルな質感での、確認作業は必然なのです。
写真は、新潮社版「1Q84」と、今回の本のイメージを見比べている、我が家の装丁家の様子です。
デジタルの世界だけではアトムの世界の感触まではわからない。質量のある世界に引き出して、実体を確認する、これが我々世代のリアルな仕事ぶりです。
紙を選ぶ 上質紙70kg 2021年5月5日
我が家の装丁家からの次の指示は、紙選びでした。
世の中にはいろいろな見本があるもので、これが紙の見本帳です。
紙の重さ=斤量ごとに見本紙を束ねられています。印刷した時の「インクののり」も、これで検討がつきます。
今回は村上春樹本なので、新潮社の単行本に近い上質紙の70kgを選択しました。
校正 2021年5月4日
この週でラストスパートしようと決め、夫婦総がかりで作業を進めてます。
まずは校正です。
校正は、そのまま作品のクオリティにつながります。
今回、作業がWORDの段階では、一括検索、一括変更が可能でした。
ところが一旦自分の手を離れ、デザイナーに引き渡した後はツールがIn-DEDIGNになります。
そこからは、一括作業ができなくなり、一箇所ずつの修正が必要で、そこが大変でした。
この機会に、改めて、この「校正」という段階の意味と価値について、夫婦でゆっくり話し合いました。
彼女は「校正」を仕事にして、40年弱というエキスパートです。
文章というものは、作者以外の目で確認してもらうと、間違いだけでなく、「文言の揺れ」が見つかります。
この揺れが問題なのです。
例えば、「六月→6月」という文字修正ですが、実は、全体を通すと、英数字全角の「6月」の表記のほうが多いのです。
これを「六月」に統一するために直すのはWORDでも大変な作業でした。
ところがこのタイミングで、「でも横書き版のフォトトリップには、「6月」のほうが向いている」と指摘をするのが、「校正」です。
あくまで読者の立場に立って、初見の人の目線でそのコンテンツの「あるべき姿」を正していくのです。
でも、よーく考えると、それがプロのクオリティなのです。校正に拘ることで、作品のクオリティは格段に上がります。
正直いうと、作家としては自分でも気づいていなかった、そういう細かい部分を逐一、指摘されると、なかなかイラッと来ます。素人作家がこうなのだから、プロの文筆家ならば、自分の書いたものに対して大いなる自信も自負もあるでしょう。この「イラっ」ていう感覚は、私もより監督やプロ作家の方が大きいでしょう。そういう面倒くさい相手に対しても、ひるまずに、30数年、ズーッと付き合ってきた相方に、頭が下がります。
LOGO それはその作品のイメージを決める作業 2021年5月16日
本日はLOGOデザインの日 。ロゴは、作品の印象を決める大事なものです。
ハリウッド映画に関わる仕事が長かったので、ロゴに宿る作品の発信力や、ロゴデザインに命を吹き込む職人技を多く目にしてきました。
自分でプロデュースしたアニメやゲームの作品でも、ロゴに宿るパワーを信じて、少しでもオリジナルなロゴを作りたいと思っていました。
作品の方向性を、ロゴというデザインが引出し、生み出されたロゴがその後、作品を象徴するのです。
Macらしく、モリサワフォントの豊富な選択肢から協議し、慎重に選んでいきました。
デザイン、レイアウト、フォント、バランス・・・、ロゴはカラーでも考え、白黒でも別に考えます。
ロゴを決めていく要素は、たくさんあるのですね。
最終的に出来上がったロゴデザインです。
表紙/ラフデザイン 2021年5月23日
紙の本プロジェクトも、最終コーナーに入ってきた感じがします。この日の作業は表紙デザインです。
前回、ロゴが決まったので、自分の中ではかなりイメージが具体的になりました。
右左両面表紙という規格外の書籍企画なので、それを両立させるデザインは本当に難しいです。
逆にそれがうまく昇華できれば、「独自」の世界になるはずだと考えて、ラフデザインを書きました。
このラフデザインのポイントは「両面性」でした。
「1Q84読解ー村上春樹変奏曲」が始まる左だけでも成立させなければならない。そのうえでが始まる「1Q84フォトトリップ」の右だけでも成立させなければならない。加えて、両面を見渡しても別の意味が発生する様に仕上げたいというのが狙いです。
さらに原作の1Q84のテーマである「二つの月」のイメージをうまく演出したいと願いました。そこも難易度が高い部分です。
特に小説の「2つめの緑の月」をいかにグラフィカルに再現するかが課題になりました。
あーだこーだ、DTP上で使える技法を相談しましたが結論は出ません。
そういう時は、まず白紙にラフを書きます。
デジタルだと、技術的に表現の幅が限定されてしまうので、紙の上に文字やラインで、やりたいことを書きだしていきます。
頭より、「手が考える」感じです。この紙に書きだすアイデアフラッシュは陶芸でも同じく有効です。
手が動き出して、いろいろな線や面を書き出していくと発想がどんどん飛躍していきます。ある程度、手が動きを止め、頭がそれらの線からある種のアイデアをまとめだす潮時を見計らって、清書をします。それが写真のラフデザインです。
このレベルでデザイナーとこの1枚のデザイン画を囲んで話すと、かなり具体的な作業の落とし込みができることが多いです。この時のひとつのコツは、清書をきれいに仕上げないこと、わざと誤解させるレベルに荒く書いておくことで、デザイナーに考える余地を残しておくことだと考えています。
今回も見事にその作戦が効果を発揮して、ラフデザインを越えるデザインプランが戻ってきました。
表紙デザイン完成 2021年5月30日
前回の素人のラフデザインを、我が家の装丁家がきっちりと完成させてくれました。
右表紙、左表紙、背表紙と3つの顔がこれで出来上がりました。すごーい!!!カッコイイです、感動しました。
特に左表紙が月はすぐにわかるけど、滑り台部分がここではよくわからない仕掛けになっているのが、お気に入り。
こうやって、開いてみることで、「1Q84」のふたつの月の世界と、滑り台の世界が融合する仕掛けです。
この後、細かい微修正はあったものの、この日は、かなり綿密なディスカッションをしたうえで、納得の完成でした。
色校の入稿 2021年6月11日
この日、「色稿」版として、1冊分だけの入稿をしてもらいました。
前回の表紙のデザイン以降の作業は、ほぼ装丁家だけのお仕事となりました。
何度も言いますが、私の「作家のわがまま」で今回の本が右開きと左開きが共存する原稿であるがゆえに、通常なら一括で割付ができるはずなのに、この場合は1Pずつ丁寧に割り付けていかなければならず、かなりの大掛かりな作業だったようです。200pを超える難儀な入稿ありがとうございます。大変感謝しております。
色稿に感激!2021年6月19日
前回入稿した色稿が出来ました! こんなにうれしいことはない。 夢が一つ叶いました。
色校なので1冊だけですが、予想外の厚みがあり、その重みにリアルな実感が湧きます。これこそ本物の「本」です。
パソコンの画面では得られない、ページをめくる「愉楽」があります。この紙をめくる感覚は愛おしい。
今回の色校は上質紙120kgにしたのですが、写真の色ノリはいいものの、とても重いので、もっと軽い紙に変更するかどうか装丁家と相談しています。
こうやって写真の入ったページを見るのはとても素敵な気分でした。
小説「1Q84」と同じ版型にしてもらいました。なので、こうするとピッタリです。本棚に収まると村上春樹ライブラリーにもピッタリですね。いいでしょ。
私家版なので、ナンバリングを振ることにしました。
ナンバリングのためにスタンパーを導入しました。
DTP上、ナンバリングゾーンをなるべく内側にしていたのですが、この位置では、スタンパーが入らないことが判明して、外側に変えることにしました。
また紙の重さにも問題があり、やはり当初決めた上質紙70KGで行くことに決めました。
これも色校を出して見て、その厚さをリアルに体験してわかったことです。
色校は出して見るものなのです。
たとえば、このバージョンでは手で触っていくうちに表紙のカラー写真が擦れてしまい、色が失せていく問題も判明しました。
なので表面にPP加工をすることに決定できたのも、色校を出したおかげです。
色校 1冊の価値は計り知れない位、貴重だと痛感しました。
責了と最終入稿 2021年7月11日
「責了」! この文字を書きたかったんですよ、本当に。
構想は10年越し、去年の写真取材からでも1年かかっています。
責了を書いたので、私の作業はこれで終了です。感無量です。
装丁家は、ここが正念場です。本当の最後の作業となる「本入稿」の過程になります。
色稿で、いろいろと変更していますので、それを入稿データに反映します。表紙にPP加工をすること。斤量も70kgに変更しました。
データ上の最終の原稿確認では、ふたりで一緒に、ページ割付を読み合わせ。レイアウト、ページ立てなど、すべてに目を通しました。
これで、クリックして、終了です。夫婦で共同作業したひと夏の冒険がこれで終わりました。
完成は10日後です。
完成 「1Q84読解/1Q84フォトトリップ」 2021年7月22日
ついに、ついに、遂に完成です!
私家本「1Q84読解& 1Q84フォトトリップ」が印刷を終えて、手元に届きました!
この箱を開けた時が、人生で一番、感動してるかも。
独創、独自にこだわって、手間暇かけて、細部まで気を抜かずに、1冊の本を丁寧に作りました。
本を手に取って読み返すと「運命」って、あるんだなぁと、思いました。
2020年の年末に、「TOKYO2020と1Q84の暗号の解読」の部分の原稿を書きました。
その時はオリンピックのことなど、誰も騒いでない頃で、ニュースはコロナ一色でした。
それから半年、完成したのが、なんとこの日はオリンピックの開幕の前日です。
このページを完成本で読むのに一番ふさわしい日です。
装丁を担当してくれた相方と、文章と写真は自分で、本当に「合作」した作品です。これこそ美記憶です。
最後の作業風景、50冊でもかなりの作業で、かなりのスペースでした。人生の美記憶としては、最大級の喜びがつまった日々でした。
1Q84フォトトリップ 1984/2020|太田泉 / 太泉|note
自費出版の完成を待つ間にネット販売ストアの申告をして、立ち上げ準備をしていました。そして出来上がった、オンラインショップがこちらになります。
このオンラインショップの出店は、引退後のオンラインビジネスの貴重な経験になりました。
https://deepblue1q84.stores.jp/
取扱商品
「村上春樹変奏曲 1Q84読解 & 1Q84フォトトリップ」 ¥3,320 税
村上春樹さんの「1Q84」を巡る評論とフォトエッセイです。
全256P 限定50冊(ナンバリング付)
まとめ
人生の夢の筆頭が、「自分の本を出すこと」でしたので、この自費出版は大きなプロジェクトでした。
構想10年ですから、完成したときの感慨もひとしおでした。
こういうときにこそ、人間の「クレイジー」な熱量が、必要だと思うのです。
今回なんて「正直、売れるなんて思っていない」けれども、「どうしようもなく発売したいものがあるなら、身銭切って、出版すればいいじゃん」となかば、暴走気味に前のめりで行動しています。自分のビジネスの世界ではありえない行動です。
でも、こうしたクレイジーな行動こそが、人生を豊かにしてくれるんだ! こんなバカなことを実際にやってみることでそれが実感できました。
そして、この出版作業のなかで、やはり、自分は「書く」という作業が好きなんだ、と気づきました。
それが「自分の発信メディアを持つ」という次の夢になり、現在、この「ゴキゲンLIFESHIFT」の活動につながっています。
加えて、Web制作の素人がオンラインショップに挑戦して、サーバー借りて、クレジット審査して、なんとか出店できたことで、現在のWordPressの勉強に意欲が出て、さらにシニア起業のなかで、オンライン販売を活用する目途もたちました。
こうやって「好き(数寄)」がつながって、夢が少しづつ実現し、自分の庭が少しづつ、広がっていくのが、人生の楽しみなのだ、と思います。
それが世間的に多少、「クレイジー」な庭でも、自分にとっては快適です。
ゴキゲンLIFESHIFTでは、こんな活動を「クリエイティブ・ライフ」と呼んでいます。
あなたも、あなたしかできない「クリエイティブ・ライフ」を始めませんか?
“【アーリーリタイアしたらしたいクレイジーなこと】本を自費出版する 「村上春樹 1Q84読解&1Q84フォトトリップ」” への4件のフィードバック
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