FIREの資産運用で 選ぶべき投資戦略 【アーリーリタイアするには】

今回は投資のお話ですが、確実な儲け話は存在しません。投資は自己責任で!あくまで参考としてお読みください(笑)

アーリーリタイア後 金融機関を選定する場合に「求めたい機能」

 

アーリーリタイア生活では、資産の活用が大きなテーマになります。

その反面、なるべく面倒な管理作業を増やしたくないものです。

そこで前回は、ファンドマネージャーが運用をしてくれるラップ口座・SMA(Separately Managed Account)を紹介しました。

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今回は、さらにアーリーリタイア生活で新たに金融機関や投資ファンドを選定する場合、そこで求めたい機能を考えてみたいと思います。

 

ラップ口座(SMAまたはファンドラップ)の基本機能

 

ファンドマネージャーに投資を一任する資産運用。

各社それぞれ、預入金額の金額によってサービスが向上する。最高レベルは、投資顧問(FP的)が付き、各人の資産の詳細なコンサルティングを行い、1%単位でメニューをカスタマイズできる。少額のファンドラップでは、リスク別のコースからの選択のみの場合が多い。

 

押さえておきたい事項

・最低預入価格

1億円~3千万円がSMAがある。ファンドラップなら3百万円以上から可能

・報酬制度とその率

成功報酬型、長期保有で割安になるなど各種の制度が各社それぞれです

・投資先の限定性

外国投資も可能なのか、株式やREITなどの攻めの商材を含むのか、またヘッジファンドを使うのかなど、商材が多いほどリスク許容に応じて変更できます。

・投資コースごとの性格・実績

特にファンドラップの場合はコース選択になるので、これを使い分けて、

状況に応じて、変更することが大事。

 

アーリーリタイア資金に便利な機能

 

1.エントリー分散機能

退職金などの高額な虎の子を、投資に不慣れな方が「一気に投資」スタートすると、思わぬ下げ場に遭遇します。そこで運用タイミングを4回(3ヶ月毎)などに高額投資を一回で買い付けずに分散する機能。

地政学的なリスクやコロナなどによる暴落に対して、数回に分散買付することでリスク排除します。ただし、好きなタイミングで買いましたりするのではなく、あらかじめ決められたタイミングなので、その機能を理解しておくことが重要。

 

2.定時定額払戻機能

投資と生活費の支払いを両立させるために便利な機能で、投資した資金から定期的に生活費支払い口座に振り込みを実行。給金や年金のような定額受け取りを実現します。

*この原資がどんどん目減りしていくため機能のため、条件を付けられていることが多く、確認事項として「スタート時の最低預入価格」と「定時定額払戻機能を実行させるための最低預入価格」の両方を確認する必要がある。

 

3.運用資金待機機能

ラップ口座を長期で続けると、先行きが不安で「今は現金化しておいたほうがいい」と思う時期が来ます。

例えば、トランプ政権の初期とか自分は金融資産をかなり現金化させて暴落に備えました。

この運用資金待機機能があると、いったん売却し、運用再開のタイミングで再開することが可能になります。

 

4.利益確定・損失確定機能

一任口座なので、実は解約しないと利益の確定ができません(時価では当然上下動した評価を受けますが)。

そこで予め自分が取りたい利益率・損失率を決めておき、自動解約する機能です。

 

5.相続人贈与機能

定時定額払戻機能を相続者に行う機能。相続税の範囲で、毎年相続者に自動的に振り込みを行う。

 

6.退職者優遇金利機能

退職金や年金などの新規資金の獲得を巡って各社、3か月から1年範囲の特別金利が実施されています。

しっかり利用して、細かく利益を重ねましょう。

 

現在、私も支払い関係の自動化のために上記の機能の星取表をつくって、どこの金融機関に口座を開設するかを検討しています。

 

 

 


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