自分の殻を意識的に破る
40歳を過ぎたころから意識して、自分の殻を破るために「初めての経験」を探し求めてきました。
いまでも年齢の割には向学心があるほうだと思っています。
ただ、歳を重ねると、「新たな経験をする」というのが難しくなるのです。
自分の興味の範囲が明確になっていくので、それ以外の領域に挑戦しにくくなします。
コンフォートゾーンを守る意識が強くなります。
そして自分のコンフォートゾーンの内側ことは大体経験済みなので、初体験をする経験数は簡単には増えません。
初体験は買ってでもする
「体験は買ってでもする」という強い意識がないと、自分の限界を拡大することはなかなかできないようになります。
「イタリア料理のデート」をすることが初体験だった初々しい20代が懐かしいです(笑)。
初体験ログ
そこで、この事態を改善するために毎年「初体験ログ」を取っています。
地道に、その年に新たな経験をしたことをマメに日記につけてます。
ちなみに過去5年間では、初体験の数は12件ー8件ー19件ー26件ー49件という統計です。
ここ2年間の数値が増えているのはコロナ期間には初体験がたくさんあったということでしょう。
初体験って言っても、なんでもOK
内容はほんとうにとりとめがないです(笑)。
「人間国宝の陶器200万円で抹茶をいただく」、「カーリングをする」、「ミラーレスカメラを買う」、「台湾で茶芸館に行く」、「セグウェイに乗る」、「CBTを受験する」、「低温加熱で料理する」、「ヘリコプターで活火山を見る」、「ボードゲームをする」、「ラグビー観戦」、「マンタシュノーケリング」・・・。
「鼻から内視鏡」なんて、笑えるものもあります。
人生の出汁
でも、これらの経験が、「人生の出汁」になる、と思うのです。
仕事だけ、趣味だけ、家族だけという一途な人生は、もちろん素晴らしい。否定しないです。
でも一直線で突き進むと味が単調になりませんか。
なるべく多くの味わいを入れると、風味まろやかな出汁がでると思うのです。
遊びをせんとや生まれけむ
「寄り道をしてこそ人生」という言葉もあり、「遊びをせんとや生まれけむ」という教えもある。
一見、役に立たなさそうな経験が、後に大事な人との出会いに結びつくことも多いですよ。
なにしろどんな人が相手でも話題に困ることがなくなります。
カーリングをし、セグウェイに乗り、活火山を見て、マンタと泳いだという話をすれば、初めて会う人でも、大体は座持ちするもんです。過去の実績、豊富にありますので、この点、自信は大いにあります。
何度でもアップデートする人生のために
「何度でもアップデートする人生」を目指すには、新たな学習はマストだと思います。
リンダ・グラットンらは「LIFESHIFT」で意識的な「るつぼ体験」によって殻を破ることの重要性を説いています。
自分は、この初体験主義・体験ログが自分なりの「プチるつぼ体験」だと考えてます。
みなさんもぜひ、「したことのない経験」に挑戦してみませんか。
体験談
・ダイアログインザダークは怖いか?
おススメの初体験です
・人間国宝の陶器200万円で抹茶をいただく
人間国宝美術館 | 湯河原の美術館〜細川護熙作品常設〜 (nikobi.com)
・カーリングをする
軽井沢アイスパーク|軽井沢風越公園 (kazakoshi-park.jp)
・知らない人とボードゲームをする
コロコロ堂 (korokorodou.com)
“人生の出汁としての初体験主義 アーリーリタイアしたらしたい初体験” への1件のコメント
[…] 人生の出汁としての初体験主義 […]