教養のポートフォリオを使って幅広く余裕のある大人を目指す

「大人の教養」というものに、あこがれます。
実際こうやってアーリーリタイアで「ご隠居DX」を目指すなら、それなりの教養ある大人になりたいと願っています。

教養にも、分類があるのをご存じでしょうか?

以前、雑誌「サライ」で教養の特集号があり、そこで読んだ2軸4象限の分類を学びました。それは、主軸として「発見する教養ー越境する教養」、対立軸に「構造化された世界ー構造化されてない世界」を配置するものでした。

すると以下の4象限が表れます。

1.複雑な世界に構造を見つける教養
  学問的な教養
  ・世界を構造的に理解する力を養う

2.自分の世界を伝える教養
  日本や日本文化への教養
  趣味の世界
  ・自分の世界を伝える力を養う

3.相手の世界に合わせる教養
  リベラルアーツ
  外国文化
  ルール、習慣
  ・相手に質問できる力を養う

4.全く新しい視点を見つける教養
  アート
  禅などのメディテーション
  宗教
  ・新しい発想を生む力を養う

こうやって、俯瞰してみると、教養として、自分が取り組んでいたものが、いかに狭量だったかが、よくわかります。好きなことを追求するのが教養だと思ってましたから。

自分に足りない未知の領域を学ぶのが教養であるのなら、その範囲はこのぐらいバランスよく拡大したいですよね。

そこで、この区分を知ってからは、4つの教養分野を幅広く、横断的に学ぶ努力をしてきました。

例えば、自分はこんなものに時間をつかっています。

1.複雑な世界に構造を見つける教養
  教育学、教育工学
  経済学、地政学
  投資、ファイナンシャルリテラシー
  ライフデザイン
  最新のIT・DX技術
  情報リテラシー

2.自分の世界を伝える教養
  日本史、日本美術史
  落語・講談
  陶芸、日本文化

3.相手の世界に合わせる教養
  英語
  世界史、西洋美術史、宗教史
  スーツ、フットボール、コーヒー文化

4.全く新しい視点を見つける教養
  美術館巡り
  旅行
  初体験主義

さて、みなさんは、どんなものに取り組んでいますか?

参考 

サライの最新号【2022年2月号 (発売日2022年01月07日)】| 雑誌/電子書籍/定期購読の予約はFujisan

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